放課後等デイサービスを選ぶ6つの理由
放課後等デイサービスは、地域にいくつもあり、事業所によって特色や雰囲気も違うため、お子様にあった事業所を選ぶのも慎重になります。
そんなあなたに、放課後等デイサービスを選ぶ6つの理由についてご紹介します。
これは実際に、放課後等デイサービスに子どもを通わせる筆者が事業所を選ぶ際にポイントにして頂く内容になっています。
この記事を参考にして、お子様にあった事業所をぜひお探しください。
放課後等デイサービスを選ぶ6つの理由
1.週に何日位希望できるのかを確認する。
働きながら子どもを放課後等デイサービスに預けたいと思っている方にとって特に重要なポイントにもなってくるのがこの週に何日位希望できるのか?という問題です。その他の条件がすべて合致していたとしても希望通りに預けられないと選択できないケースもあるので、できるだけ早めに確認しておきましょう。
2.体験会・見学の有無
定期的に訪問し、経験しているかどうかもチェックポイントです。ツアーと体験を進行する営業所は、比較的スムーズにコミュニケーションすることができます。また、子どものための選択のポイントです。 放課後デイサービスに連絡するまでの流れは以下のとおりです。
契約までの流れ
- 手帳も受給者証もないけれど利用を検討中
- まずはお問い合わせください
- 放課後等デイサービスの
見学、相談・体験への参加 - 空き状況の確認
- 利用希望報告を自治体(児童福祉課)に提出
- 相談事業所にて計画作成してもらか、保護者で計画を作成して自治体に提出
- 受給者証の発行
- 事業所との契約
- 利用開始
見学・体験までの流れがスムーズな事業所は受け入れ態勢もしっかりとしており、通所までも丁寧に対応してくれるところが多いです。
3.送り迎えの有無で探す
自宅からの通いやすさや交通の便についても有無が決め手になることもありますよね。放課後等デイサービスまでは自家用車で送迎する場合もありますが、事業所に送迎がある放デイを利用すると、共働き家庭では通いやすいです。
- 学校→施設の迎えをしてくれる
- 施設→家の送りをしてくれる
- 休日、家⇔施設の送迎をしてくれる
参考として、放課後等デイサービスよよこ~クラブ大和をご紹介します。
午前プラン
- 9時~10時 事業所がご自宅に迎え → フリースクールを利用の子ども→ 事業所が自宅に送り
午後プラン
2.14時~15時 事業所が小学校小学校に迎え → 通所 → 17時~18時にご自宅に送り
このように、利用者に合わせた送迎サービスをしてくれるところもありますので、直接事業所に相談してみることです。
4.支援の内容を確認しましょう。
支援の内容もチェックしておくべきです。放課後等デイサービスでは、子どもの症状が重度か軽度かによって支援内容が異なります。支援の内容にも、療育(遊びや運動・音楽・学習)など、さまざまな種類があります。
支援の主な種類
放課後デイサービスには、いろいろなタイプがあります。たとえば、以下のようなもの。
- 学童保育型(宿題・遊び・自由時間など)
- 運動療育特化型(運動・身体を使った遊び・レクレーションなど)
- 音楽型(楽しく音楽と触れ合い・楽器・オリジナル体操など)
- 学習塾型(プログラミング、英語、勉強・学習を中心としたプログラム)
- 療育型(療法など利用児に合わせたプログラム)
放課後等デイサービスによって特色が違います。どれか一つだけのプログラムというよりは、曜日や対象によって複数の種類の内容を実施している事業所もあります。
子どもの特性に対して、どのような支援プログラムが効果的かをかかりつけの医師や相談員などに相談しながら検討していくとよいでしょう。
5.子どものに合った施設を探す
いくつか、よさそうな放課後等デイサービスが見つかったら、実際に問い合わせて見学・体験に行ってみること大切なことです。
どんなに事業所の特色やプログラム内容を文面で調べても、実際に行って見学・体験することにはかないません。
また、施設の外観や内装・設備などを実際に見ておくことも大切です。定員の人数に対して十分な広さがあるのか、安全面や衛生面などの配慮があるのかも大事なポイントです。
良い事業所があったら積極的に連絡し、日程を調整して見学・体験に行ってみましょう。
見学・体験に行くと、事業所の責任者がお子様の状況をカウンセリングして適切なアドバイスをしてくれます。
また、お子様が実際に支援プログラムを体験する様子を見ながら、総合的に評価することもできます。
6.子どもが気に入ったかどうかをチェックする
最終的には、利用する子どもが気に入ったかどうかが判断の大きいでしょう。送迎や利用時間など、どうしても譲れない条件だけ確認したら、しばらく様子を見て、あまり合わないようであればスタッフと連絡を密にし、子どもの気持ちを受け止めつつ話をじっくり聞いて、少しでも楽しく通える工夫をしてもらいましょう。最後はお子様本人の気持ちもよく確かめてから、事業所は選ぶようにしましょう。
まとめ
今回ご紹介した放課後等デイサービスの選ぶ方法方法についてまとめておきます。
放課後等デイサービスを選ぶ6つの理由
- 週に何日位希望できるのかを確認する。(空きがある確認)
- 体験会・見学の有無
- 送り迎えの有無で探す
- 支援の内容を確認しましょう。
- 子どものに合った施設を探す
- 子どもが気に入ったかどうかをチェックする
発達障害を持つ子どもは、環境の違いが苦手なものです。新しい環境である放デイに慣れるまで、少し時間がかかると思ってゆったり構えておくと、親も焦らずに済みます。
子どもが放デイに慣れ、スタッフと信頼関係を結べるようになるまで、スタッフと連絡をとりつつ、子どもの中に起きる小さな変化を観察しましょう。
放デイが楽しく、居場所と自己肯定感を与えてくれる場所だと認識できるようにサポートしてあげたいですね。
以上、放課後等デイサービスを選ぶ6つの理由でした。参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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